小学校入学を迎えるころになると気になってくるのが英語の学習です。親しいママ友の間でも、「うちは、OOOをやってるわよ」「今度、〇△英会話スクールに週一で行くことにしたの」など話題に上がってきます。
一体どれがいいのと情報をスマホで検索することもあるかと思います。また、隣の子が英語の教室に通っているのが気になってしまうのではないでしょうか?
近年は英語の重要性が叫ばれ、大学入試でさえも英語の試験の難易度が上がりました。
リスニングの比重が多くなり、長文読解のパートが長くなりました。
満足に高得点を取るには英検準1級のレベルが必要と言われています。
今は、総合的な英語力が求められているのです。
総合的な英語力をつけたいなら、インターや留学を除くのであれば、おススメするのは1つだけです。
小学生からの英語学習はおうち英語が最強です。
娘リーちゃんは、小学1年生に知ったおうち英語で今では英語の児童書をスラスラと読むことができます。
この記事ではおうち英語の一般的なやり方やおすすめの理由を説明していきます。
おうち英語??
初めて耳にする人もいるかもしれませんが、その効果は絶大です。
おうち英語とは
きちんとした定義はありませんが、自宅で英語にふれあいながら習得する方法です。
DWE(ディズニー英語システム)に代表されるような幼児高額商材で幼児に英語環境を整えて英語を自然に習得する方法です。TVCMで放送されるスーパーペラペラキッズがとても流ちょうに英語を話す姿を見たことがある方も多いと思います。
あー あれなら1度資料請求したことあるよ!(値段高いから購入は止めたけど…)
そうです。いきなりそれほどの金額を出せる人は少なく、また購入したとしても継続できずに辞めるしまう人も多くペラペラになる子供はそうはいません。しかし継続して取り組めたお子さんは取り組みに応じた確かな英語力を身に着けています。
そんな素敵なおうち英語の方法は実は高額な教材は必要ありません。
基本的な取り組みと英語4技能の習得順番さえ守れば英語ができるようになります。
この記事ではその基本的な取り組みと英語4技能の習得順番をご紹介・解説します。
おうち英語(母国語方式) 基本的な取り組み
①英語のかけ流し(最重要!!) ②英語絵本の読み聞かせ ③英語での声掛け、語り掛け (最低限でOKです) ④英語DVD、英語動画などの視聴
おうち英語では、主に①~④のような取り組みを行っていきます。
DWE、WWK(ワールドワイドキッズ)やミライコイングリッシュなどがおうち英語の教材として有名です。
おうち英語の取り組みを、幅広くやれるように設計されていて、まさに英語圏で育つような環境で英語にふれあいながら習得していきます。予算があれば、購入を検討してもいいでしょう。
ただ、今では様々な英語音声、動画がインターネットで簡単に手に入る環境になりましたのでこちらを利用してもいいでしょう。
①英語かけ流し
英語かけ流しなら Audible や YouTube (Super Simple Songs ,Peppa Pig)音声のみでふれあいます。
かわいらしいキャラクターに素敵な歌がマッチしてるねWW
かけ流しが最重要である理由は、子供は耳に入る音を無意識に分析しているからになります。
この耳に入る音は、簡単な理解しやすい英語である必要があります。
大量に耳に入る中で自然に英語を聞き取れるようになるのです。
大人には効果が薄いですが、子供は驚くほど英語を聞き取れるようになります。
②読み聞かせ
おうち英語をやっている家庭は両親のどちらかが高い英語力をもっている場合が多く、とくに読み聞かせは一般家庭では難易度が高いようです。読まれる本は、エリックカールのはらぺこあおむし や レオレオニの絵本などが絵も色彩豊かで英語と結びつけやすくおすすめです。
親に英語力がなければできないのかと言えば、そうではありません。
代わりになるものが今ではあります。
こちらも実は読み聞かせ動画(YouTube)や、Oxford Reading TreeのCD付の絵本で代用ができます。
③声掛け、語り掛け (最低限でOK)
この項目だけは、確かに語り掛け 声掛けはある程度の英語力が必要となります。
しかし、無理に語り掛けをしなくても子供は英語をしゃべれるようになります。
むしろ下手な英語を聞かせてはよくないとする声もあります。
もちろん親が無反応では不自然ですので、Good! やNice!などの一言ぐらいは必要になります。
おうち英語のバイブルと言われている 「井原さんちの子育て」 や 語り掛けの英語文をYouTubeなどで覚えて親子で楽しむのもいいと思います。
④動画視聴
動画視聴に関しては3歳過ぎたお子さんからがおすすめで、このような子供向けの動画がYouTubeで無料で視聴できます。
スクリーンタイムに注意しながら視聴していくといいでしょう。
鼻をならすところが思わず笑っちゃう!!
動きと英語が見ているだけで結びついていくので簡単に理解が進みます。
おうち英語(母国語方式)は英語4技能の習得順番が大事
親世代の英語学習
このブログをご覧の皆さんが英語を習い始めたとき、中学生から始めたのではないでしょうか?
アルファベットをノートに書き、エー、ビー、シーと発音したり、ディス・イズ・ア・ペンと言ったりしたのではないでしょうか?
私も英単語帳や熟語で対訳を覚えてきました。
そして少なくとも中高6年間英語を勉強してきたはずです。
でも、全然話せないのです!!
英語の成績がよく、得意だった人でもアメリカのマクドナルドのドライブスルーが苦手な人が多いです。
英語話す練習していないからじゃないの?
それも間違いないですが、大前提として英語を日本語にして理解しているから(対訳方式)、英文の意味は分かっても会話にはついていけないしそもそも聞き取れないのです(多くの母音は同じに聞こえ、fやthの発音もカタカナで脳が処理してしまう)。
英文を読んで理解できるのにシンデレラを映画で楽しむことはできない原因は、対訳方式と英語の音が処理できていないからです。
そこで重要なのは英語学習の順番なのです。
赤ちゃんが日本語をどういう順番で覚えたか
赤ちゃんは、ママやパパの発する日本語をよーーく聞いています。そして無意識に聞こえた日本語を自然に体系づけて覚えていきます。
2歳ぐらいで発話が始まり、たどたどしい発話から徐々に話せるようになります。
幼稚園や小学校でひらがな、カタカタ、を読めるようになります。
小学生になると漢字の書き取りなどを行い、書けるようになります。
自然に日本で生活していればこのような順番で日本語を覚えていきます。それと同じ順番で英語をマスターしていけばいいのです。それを英語で行うことがおうち英語(母国語方式)なのです。
この順番でないと英語は習得できません。
でももう0歳から3歳でもないんだけど・・
もちろん赤ちゃんのころの耳の良さは別格ですが、耳の臨界期は8歳から12歳とも言われています(所説あり)。何よりもお子さんの耳が一番いいのは今です。
やるなら今でしょ!!
4歳以降のおうち英語でも、英語苦手は親でも、直接教えなくても英語習得は可能です。
おうち英語は、子供が自然に言語を習得する順番で進めればうまくいきます。
実際の取り組みは下記の記事で、回顧録として具体的に紹介していますのでご覧ください!
まとめ
おうち英語は、いかがでしたでしょうか?
日本語と同じように英語に触れさせていくことで英語を習得していくので大変、理にかなっているのではないでしょうか?
今回紹介したのは、大まかなやり方になりますので1つ1つ進めていかなければなりません。
また、やり方以外にも下記のポイントにも注意して取り組みました。
- 日本語をなるべく省き英語を英語のまま理解するよう気をつける
- 時間帯だったり取り組む時間を決めて習慣化する
- 長期的には絵本から入り英語の読書につなげる
- 自ら英語に親しめるように英語で興味があることを楽しむ
- 途中で辞めず細々とでも続ける
具体的に順番におうち英語を始めていきたい人はこちらのおうち英語のやり方Ⅰをご覧ください!
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